サミングホイッスル製作中~オイル塗リ仕上げ~
サミングホイッスルは、吹口の両端にある穴を親指と人差指で開け閉めして、
1オクターブの音階が出せる呼子式の笛です。
原型は、中国の口笛(コウディ)と言う竹笛で、吹き口は横笛の吹き口と同じです。
コウディよりも音を出し易い呼子式にして、やさしい音を出します。
指の開閉加減に慣れてくれば、楽曲を楽しめます。
これまでは、みかんの木や雑木の輪切材を使っていましたが、
今回は購入広葉樹のヨーロッパピーチを使ってみました。
オイルを塗ると、日本のブナ材よりもピンクがかった美しい色をしています。
後ろに並んでいるのは、合わせてオイル塗りをした、
6孔のテナーオカリナと4孔のアルトオカリナです。
黄色が鮮やかなのは、みかん材で柔らかなサクラ色をしているのは、
ヒサカキ材です。