木のオカリナ製作中ー指孔内削り~調律ー
テナー管は6穴式で大三島から持って来たみかん材です。
アルト管は4穴式で、みかん材とヒサカキ材です。
当工房のオカリナは、一般タイプは4穴式ですが、
テナー管だけは、裏穴がもう二つある6穴式も製作しています。
4穴式では、ドレミファソラシド
6穴式では、それにレミが加わります。
6穴式を持って裏穴押えに慣れれば、吹ける楽曲の種類数がぐんと増えます。
オカリナは、最低の音(指穴を全部閉じた時の音)が低くなるので、
強めに吹いてください。
息の強さをうまくコントロールして音程をとってください。
調律は、指孔の大きさを少し小さめにあけて、音程を低めにしておきます。
指孔の内側を刃物やハンドルーターで削り拡げながら合わせて行きます。
それぞれの指孔を行ったり来たりしながら、少しずつ音程を上げながら
合わせます。