オリジナルノッチフルート製作中
~管内の朱漆塗り~
オリジナルノッチフルートは木製管のため、管内の平滑性を得るために
一番最初に、さび漆(生漆にとの粉を混ぜたもの)を塗ってから研いで、
材表面のざらつきをとります。
このあと、生漆を1回、そして今回の朱漆、最後に朱合漆を塗ります。
管内は、計4回。
管表面は、摺り漆仕上の場合は、下地生漆1回、摺り漆3~4回の計4~5回、
根来調塗りの場合は、下地生漆1回、朱漆1回、黒呂色漆1回、摺り漆2回の
計5回となります。
管内外を合わせると、8~9回の塗り作業です。
漆は、季節によって、塗り具合や乾き具合が変化するので、
作業をしていく中で、配合量や乾燥日数を見極めていきます。
オリジナルノッチフルート製作中
~管内朱漆塗り~