コオロギ笛製作中~雑木笛虫笛シリーズ~
~音出し~
本体の加工が済めば、筒穴の中へ切ったストローを入れ、口栓をはめます。
筒穴をふさぐ詰栓をして、吹いてみます。ストローが引っかかることなく、スムーズに回転して、コロコロと鳴ればOKです。
コオロギ笛の構造は、筒穴と吹口穴が直交し、その交わる所に歌口穴があります。この3つの位置関係が設計通り、ピタリと合えばキレイに鳴ります。
しかし、設計と実際はやはり異なりますので、鳴らない時は口栓の位置をずらしたり、削り直したり、歌口のエッジを削ったりします。
それでもどうしてもうまく鳴ってくれないものが出ます。
コオロギ笛は他の笛に比べて、音出しが難しい方です。
今回はうまくいきました。