スズムシ笛製作中~音鳴りの調整~
スズムシ笛は1本の小枝に2本の笛が入っている構造です。
それぞれの笛の音程が、ほんの少しずらせてあるので、
両方一緒に吹くと、うなりが生じてリーンリーンと鳴ります。
音程のズレは、およそ40セント以内(約1/4音)だと、キレイに鳴ります。
筒穴の深さにすれば、0,5㎜以内の差です。
これが全く同じ深さになってしまうと、うなりがおきませんから、
1つの音に聞こえるだけです。
口栓をとりつけて音出しをしてみて、うまく鳴らせないものは
筒穴の深さをドリルで開け直します。