まぁ~るい子供椅子の製作中4~木象嵌~
背板にはアクセントとなる5星の木象嵌を施します。
背板に正方形のホゾ穴を5つあけて同形の細いケヤキの角材を5本打ち込んで、のこぎりで切りおとすと5星が現れます。
ケヤキを使うので、オイルを塗ると濃い茶色の木口がかなりのポイントになります。
この5星は、七曜工房の作品には結構使っているものです。
七曜工房の名は、陰陽五行説の木・火・土・木・水(モッカドゴンスイ)が
モノつくりするうえで基本になるモノであり、これになくてはならない日(太陽)と月をくわえると 日月火水木金土の七曜になることから名付けたものです。
このまぁ~るい椅子にも、座板(円形)の日(太陽)、背板(半円形)の月、
背板の象嵌の5星があって、まさに七曜を表すデザインです。