木製インディアンフルート   Wood Indian flute

木製インディアンフルート(和調)「天空の笛」

Wood Indian flute(japanese style)  "TENKUU"

木製インディアンフルート 天空の笛 上からヒノキ、ブナ、アズキナシ
木製インディアンフルート 天空の笛 上からヒノキ、ブナ、アズキナシ

天空の笛は、ヒノキ材やブナ材などを貼り合わせではなく、

一本の材をくり抜いて加工し、本漆を塗って仕上げた、

外観の雰囲が和調のインディアンフルートです。

基本構造(吹口以外)や音色、音階は

後掲の木製インディアンフルートと同様です。

F管のみです。5孔 筒音がF音 ラドレミソラのペンタトニック

なお、吹き口は切りっぱなしですので、上端を少しくわえて吹いてください。

バードは取り外しはできません。

 

 ・サイズ     管の長さ 約570㎜ 管径(外径) 約30㎜

・材質      本体 ヒノキ材 ブナ材 アズキナシ材

         バード アメリカンチェリー材

・バードデザイン ウサギ形 トンビ形

・塗り      外面 本漆拭漆塗り  内面 本漆朱漆塗り

・価格      22,000円

 

ご注文

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木製インディアンフルート 天空の笛 上からヒノキ、ブナ、アズキナシ
木製インディアンフルート 天空の笛 上からヒノキ、ブナ、アズキナシ
木製インディアンフルート 天空の笛 ヒノキ、ブナ、アズキナシ
木製インディアンフルート 天空の笛 ヒノキ、ブナ、アズキナシ

 

・バード ウサギ形          ・バード トンビ形

 

・歌口 ウサギ形          ・歌口 トンビ形

 

・吹き口              ・管尻

木製インディアンフルート Wood Indian flute

木製インディアンフルート 
木製インディアンフルート 

木製インディアンフルート 4樹種

 ・アメリカンチェリー ・レッドオーク ・タモ ・ヒムロ  上から

木製インディンフルート 4樹種
木製インディンフルート 4樹種
木製インディンフルート 4樹種
木製インディンフルート 4樹種

インディアンフルートは、フルートという名前がついていますが、
横笛ではなく、リコーダーと同じたて笛で、
くわえて吹けば誰でも、音が出ます。

リコーダーと違うところは、
吹き込み口のところが空洞になっているため
音程がふらつかずに安定した 心地よい純朴な音色がします。

また、息を吹き込んで音を出す感触が、とても柔らかで、気持ちが和らぎます。

 

歌口のところのバードが特徴的で、単なる飾りではなく、
この下にウンドウエイ(空気の通り道)があります。

皮ひもで縛りつけて取りはずしのできるものもありますが、
 当品は、取り外しはできません。

 

音階は、世界各地の民族音楽に出てくる ペンタトニック(5音音階)です。

管の内径が太いことから、吹き越しの倍音が出ず、
ラドレミソラの音のみです。
(音程はラが、F)

 

この少ない音数と柔らかな音色が
インディアンフルートの独特の雰囲気を醸し出します

色々な楽曲を吹くには、制限がありますが、

癒しの笛として音色を楽しんだり。

「笛」とういものの面白さを知るには最適な笛と言えます。

 

管の長さ 570ミリ 管径 約30ミリ 吹き口は18ミリ 

 

 

材質  ・本体 タモ      ・バード(ケヤキ材) トリ形とコヨーテ形

材質  ・本体 ヒムロ             ・バード(ケヤキ材) トリ形とコヨーテ形

 

材質  ・本体 アメリカンチェリー・バード(ケヤキ材)トリ形とコヨーテ形    

       (在庫なし)

材質  ・本体 レッドオーク ・バード(ケヤキ材) トリ形とコヨーテ形

       (在庫なし)

 

塗り カシュー塗料

 

18000円

 

☆ゆうパック80サイズでの発送となります。

  

バード  トリ形とコヨーテ形

歌口 トリ形とコヨーテ形

吹き口 と 管尻

インディアンフルートの運指表

木製インディアンフルート運指表
木製インディアンフルート運指表

「白い風」 堀之内簫 曲  演奏 木製インディアンフルートF管

「木筒の音」 堀之内簫 曲  演奏 木製インディアンフルートF管

製作風景

インディアンフルートの演奏

 

インディアンフルートの演奏は

 YouTube nanayoukoubou 七曜工房

 でお聴きいただけます♬

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お取り扱いについて

 

笛はデリケートな楽器です。取り扱いは、優しく丁寧にお願いします。また歌口の部分は、笛の最も重要な部分ですので特にご注意願います。

 なお バードは本体に接着してあり、取り外しはできません。

 ・吹き始めは(特に冬季)楽器が冷えているので音程が下がり気味です。

    少し吹いて暖めれば安定してきます

    楽器が冷えていたり、長時間吹くと、ウインドウェイに水滴が溜まって、音が出にくくな 

    ります。

    歌口に指先を当てて、吹き口から強く息を吹き込んで、水滴を飛ばしたり、

    吹くのを止め  て、楽器を休ませてください。

 ・吹いた後は、そうじ棒や布などを使って管内の水滴を拭き取ってください。乾けば、布袋

   などに入れて保管してください。汚れがひどい場合は、中性洗剤を少し入れた水を布につ

   けて拭いて、よく乾燥させてください。管内に水を流しこんだり、水に浸すのはおやめ 

   ください。

  

木製インディアンフルートへいただいたご質問やご感想

 

・ご質問

  インディアンフルートの演奏を聴き、とてもいい音色だったので自分でも吹けたらならと思っています。

  楽器は小学校のリコーダー以来、手にしてません。

 インディアンフルートは、充分な練習をしなければ吹けないものなのでしょうか?

 

・お返事

 インディアンフルート(リコーダー系)は、リコーダーと同様にくわえてそのまま吹けば誰でも音が出ます。

 楽曲をガンガンと吹けなくても、優しい音色を癒しのために吹ければ良いのなら インディアンフルートがお勧めです。

  ただ、インディアンフルートは、5音階(ペンタトニック)で、音域は1オクターブなので、いろいろな楽曲を吹くには、制限があります。

  音色を楽しんだり、笛のおもしろさを知るには、最適な笛です。

  

笛工房日記より

2024年

8月

28日

複管インディアンフルート製作中 ~歌口部の加工~

複管インディアンフルートの製作中~歌口部の加工~
複管インディアンフルートの製作中~歌口部の加工~

複管インディアンフルート製作中

~歌口部の加工~

複管インディアンフルートは何種類かを試作して、試奏しましたが、

高音管と低音管の2連管と、この2連管にドローン管の付いた3連管を木管で製作することにしました。

左右の手を駆使して演奏する楽しさを味わうには、ペンタトニックよりもダイヤトニックの方が良さそうです。

材種はナラです。木肌が荒くて加工し難いのですが、仕上がりの表情の豊さを買います。

菅は吹き口のブロックに差し込む形式ですが、2連3連の笛を安定して、しっかり連結させるために

リブを2か所設けています。

 

2024年

8月

13日

複管のインディアンフルート ~試作検討中~

複管のインディアンフルート ~試作検討中~
複管のインディアンフルート ~試作検討中~

複管のインディアンフルート ~試作検討中~

 

複管の笛は古代から世界中のあちこちで様々なものが作られて演奏されています。

エアリード楽器に較べれば、リード楽器(シングル、ダブルとも)の方の起源がかなり古いようです。

「木管楽器とその歴史」の著者アンソニー・ベインズが複管楽器の章で、

「2本の管を同時に吹奏すれば、ちょうど歌をいっしょに歌った時のように

 伴奏のない笛の音に活気と面白味と独立性が加わることになる」 と言う通り、

2本の笛がキレイにハモった時の感動は笛吹きの醍醐味です。

おまけにそれが一人で味わえるのです。

指孔のないドローン管から指孔1つから多数開いた管を2本3本4本と束ねるので、

様々な組み合わせが生まれます。

本数が多いから良いというものではなく、そこに演奏の技術の難易も加わるので、どれが良いのか迷ってしまいます。

今回は製作依頼もあり、以前から自分自身も製作してみたいと思っていたインディアンフルートの複管に挑戦しています。

試作品はどれも女竹製のA管です。

写真右から左へ 

Ⓐは ドローン管(ラとド)と ラドレミソラドのペンタトニック管

Ⓑは 低音管が(ラドレミ) 高音管が(ラ、ソラド)のペンタトニック

©は Ⓑの低音管と高音管の間にドローン管(ラ)を入れたもの

Ⓓは 低音管か(ドレミファ)、高音管が(ド、ソラシ)のダイヤトニック

 

自分で吹き比べて、どれにするか検討中です。

管種は、もう少し長いものもあれば面白いかな。

材は、木も良さそうです。

 

 

木製インディアンフルート用笛袋

手触りの良いコットン生地で、簡易な笛袋をご用意しております。

もしご入り用な方がございましたら、ご注文ください。

   ☆  色柄は、お任せになります。

                700円

☆当工房の笛の管種に適切な笛袋をご入用な場合はご相談ください。

 

ご注文

インディアンフルートは

こちらからも、

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ご質問とそのお答えのご紹介です

・ご質問

はじめまして。お忙しいところ失礼します。

インディアンフルートを始めたくて楽器を探していたところホームページを偶然発見しましたので閲覧させていただきました。

真竹製のフルートの音色を聴いて購入を考えているのですが、蒼空の笛と虚空の笛とで悩んでいます。

初心者の場合、どちらのほうが吹きやすいでしょうか。

民族系の音楽から昔の日本古来の音楽を吹いて行こうとは考えていますが、吹きこなせるかどうかで迷っていて教えていただいてから考えたいと思います。よろしくお願いします。

 

・お答え

お問い合わせをありがとうございます。

虚空の笛は、一般的なタイプのインディアンフルートを真竹で製作したもので、音階はラドレミソラ5音音階(ペンタトニック)となっていて、

一般的な楽曲を吹くのには向いていません。

そのため、インディアンフルートの構造や響きを残しつつ一般的な楽曲も吹けるように、ドレミファソラシドのドレミ調の7音音階にしたのが

蒼空の笛です。

どちらの笛も吹けばすぐに音が出るホイッスル系ですので、指使いに慣れれば、どちらも吹き易い楽器です。

ご検討後のご注文をお待ちしておりますので、なにとぞどうぞよろしくお願いいたします。

 

・ご質問

インディアンフルートに興味があって質問したいことがあります。

インディアンフルートの音色はYouTubeなどでとてもいい音だと思いますが、楽器が出せる音量(音の大きさ)がどの程度なのかがわからないのですが、音は小さめなのでしょうか?

私はケーナを吹いたりしますが、ケーナはわりと大きな音で響きます。インディアンフルートは響き渡る感じではないのでしょうか?

よろしければ教えていただきたいです。

よろしくお願いいたします。

 

・お答え

この度は七曜工房へのお問合せをありがとうございます。

インディアンフルートの発音構造は、リコーダーやティンホイッスルと同じ呼子形式です。

また、管内径が太いため、吹越しの倍音が出ません。

そのため音域は1オクターブです。

ですから、音量は、ケーナや尺八や横笛程は出ません・

しかし、か細いような音ではなく、しっかりとした味わいのある低音で響きます。

それが、インディアンフルートの音色の特徴でもあります。

 

・ご質問

はじめまして。

初めてインディアンフルートを購入したく検索して辿り着きました。

尺八の音色に惹かれますが難しいと聞くので、一度吹いたことのあるインディアンフルートなら楽しめると思いまして、蒼空の笛の購入を検討しています。

 

笛の知識が全くないので、C管とG管の違いを教えてください。

 

 

・お答え

蒼空の笛は、真竹製のドレミ調のインディアンフルートです。

管種は、指孔を全部ふさいだ時の音(筒音)で言い表します。

一般のインディアンフルートは、FF#が多いようですが、

蒼空の笛では、Fよりも1音高い(少し短い)G管と、

それよりも4度高い(ソプラノリコーダーと同じ)C管の2種を製作しています。

音色は、G管は、アルトリコーダーやケーナに近く、

C管は管内径が太いためソプラノリコーダーよりも、優しい音色が響きます。

また、蒼空の笛は、歌口の構造に手を加えているので、強く吹いて音量を出すこともできます。

 

 

・ご質問

 インディアンフルートを探していてこちらのHPに辿り着きました。

竹を使う事で和のティストが入っているのもとても素敵ですし

細部にこだわりを感じて素晴らしいなと感じました。

購入を検討しているのですがいくつかご質問させて下さい。

 

従来の杉などのインディアンフルートと比べ耐久性などはいかがですか?

どれくらい保つものなのでしょうか?

従来のインディアンフルートは取り外す部分などがあったりしますがこ

ちらの竹製のもの違うのでしょうか?

どの様なメンテナンス方法で良い状態で長く使えますか?

 

また、6穴のインディアンフルートが多い印象なので、

虚空の笛よりも新虚空の笛が良いかなと感じていますが

気になっているA菅の音が聴ける動画がないのですが、

他のF、G菅よりも高音なのでしょうか?音階に悩んでいます。

ちなみに即興の演奏がしやすいものが良いなと思っています。

 

・お答え

 ・耐久性とメンテナンス~

 竹は木に比べて乾漆や湿度の大きな変化に弱いので、材を充分ねかしたうえで火入れを行い、

 乾燥をはかって材を安定させます。また仕上げに漆やカシュ―で塗装し材を保護します。

 落としたり強い衝撃を加えない限り一生ものと考えて良いと思います。

 メンテナンスは吹いた後に管内のつゆををふき取って、室内の直射日光の当たらない所に置いておくだ 

 けで大丈夫です。

 オイルなどは塗りません。

 

・バードのとりつけ~

 インディアンフルートは歌口(音を出す部分)にバード(鳥形など)のキャップをとりつけています。

 この下にウインドウェイ(風道)が通っています。

 皮ひもで縛りつけるタイプのものは、うまく縛り付けないと音が良く出ませんし、この部分がわずかでも

 損傷すると音が出なくなります。

 そのため、当工房のバードは接着剤で固定して,取り外すことができないようにしています。

 

・5穴と6穴~

 当工房のインディアンフルート{木製管、真竹管(虚空の笛)}は、5穴式でラドレミソラのペンタト 

 ニックです。

 他で製作されている6穴式は ラドレミファソラのようです。ペンタニックで吹く時は,ファにフタをするよう

 です。

 当工房の新虚空の笛は、7穴式で、ラドレミソラドレミと鳴らします。

 虚空の笛のラドレミソラに 上に2穴たして、ドレミと音域を拡張します。

 あくまで ペンタトニックです。これだと、吹ける楽曲の範囲が広がります。

 

・音階~

 当工房のインディアンフルートは指穴を全部ふさいだ音(筒音)の高さを管種としています。

 F管はF音、G管はG音、A管はA音で、A管は一番高い音の笛になります。

 どの笛も階名では、ラドレミソラと鳴りますが、

 音名では

 F管は、F(ラ)、G#(ド)、A#(レ)、C(ミ)、D#(ソ)

 G管は、G(ラ)、A#(ド)、C(レ)、D(ミ)、F(ソ)

 A管は、A(ラ)、C(ド)、D(レ)、E(ミ)、G(ソ)

 A管は、ハ長調でソプラノリコーダーと同音程になります。

 

・即興演奏~

 インディアンフルートはペンタトニックで吹くとどのように吹いても音楽になります。

 蒼空の笛はドレミ調の真竹インディアンフルートですが、楽曲を吹くのに適しています。

 即興演奏をペンタトニックの自由吹きと考えるなら、虚空の笛や新虚空の笛が適していると思います。

 

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